チェンマイは日本では俗に 『タイの京都』と呼ばれます
市街を四角く囲む堀(川)があり その中を旧市街と呼んでいます
旧市街には 大小様々な寺院が点在しています
とりあえず私は 堀の中(旧市街)へ入り チェンマイのお寺の中でも格式の高い
Wat Phra Singh (ワット プラ シン)というお寺に向かいました
旧市街へ入るにはいくつも門があります(平安京みたいな感じ)
門の前はお店も結構いっぱいあるので 人も集っています
初めは水鉄砲で 「つべたっっ!」くらいのが 門に近づくにつれエスカレート
バケツでぶっかけられるし 直にホースで噴射されます
たまにおばちゃんと本気で掛け合いになったり
おそらく旅行者は恰好の的になるようです
門の手前の時点で パンツがしぼれるくらいに全身びちょびちょ
でもしばらく歩くと 暑さで結構乾きます
お寺の中に入る前までにちょっと乾かそうと できるだけ地味な道を選び
ワットプラシンへ
ドーーーン!
で 着いたのにまだ乾かない私は お寺の真ん前のお土産屋さんのおばちゃんと乾くまで
ちょっとおしゃべり(ちょっと英語ができるおばちゃん)
と そこに背後から聞き慣れた言葉が…
「あのー 日本人ですかー?」
「あ、はい、そうです…」
チェンマイでの第二日本人(おそらく)
この出会いが私のチェンマイ紀行を大きく変える出会いになるとは・・・!
その人は『かっちゃん』という チェンマイに魅了されすぎた女の人でした
かっちゃんは 日本に住んでいながら チェンマイが好きすぎて 幾度となくこの地を訪れ
地元のチェンマイ人(?)の方々とも交流をもっている
もうあだ名『チェンマイ』でもいいくらいの人でした
お互い女一人旅で 私はこの地の事を全く知らないので
色んな情報を聞いてる内に もう一緒に行動しようという結論に達し
なにはともあれ 仏殿に入りたかったので 金ピカの仏様の前で しばし洗心
タイのお寺は日本のお寺よりも とても日常に身近なものに感じました
もうすぐパレードがはじまるよ とかっちゃんが教えてくれて 一緒に見にいくことになりました
地元の人達は前日から 水に花を浸した香り水を作っています
これをアルミの器にいれて
パレードの仏様や人に掛けるのです(仏教色の濃いチェンマイ特有だそうです)
パレードはどこまでも続きます
もちろんこの間も みんな掛け合ってます笑
日本から竹の水鉄砲を持っていってた私も応戦
パレードが終わったのはもう夕方頃
その辺の食堂でとりあえず乾杯
かっちゃんも私と張り合うくらいの飲んべえさんだったので
実はずっと飲んでたんですけどね…笑
良い感じにはしゃぎまくった2人は ふらふらのんびりと堀の周りを歩きながら
旧市街の出口へ
「あれ?なんか川の水位減ってない??」
わたしが尋ねるとかっちゃんが教えてくれました
「あぁ〜 みんな掛けてたの川の水だよー」
…… 結構ドロドロやん! でも ま、いっか
川は朝に比べら 5mくらい水位が下がっていました
宿へ戻って 一休憩
でも飲んべえな私達にとって 本番はこれからです・・・
続